|
装飾をテーマにしたデジタルカメラのコンセプトモデルです。
性能の訴求を少し控えめにし、代わりに工業製品としては少し過剰に装飾を施しました。デザインした2003年冬頃は、モダンデザイン、ポストモダン、バブル崩壊のあと、デザイン理論の方向性が定まっていないように思えました。デジタル機器に対する加飾を肯定する者として一度スタディモデルを作ってみたいと思っていました。加飾は流行と密接に関係するので、ライフサイクルの短いデジタル家電とは相性がよく、その上で誰かの心に響けば長く使ってもらえる可能性も高まります。メーカーとしても価格競争の呪縛から逃れる手段として活用できるでしょう。今回はこの2点に加え、操作性、ホールド感も装飾の一部として機能させることが出来、やりたかったことをきちんと具現化できたデザインに仕上がっています。
将来の環境を予測しながら行うコンセプトデザインは当社が創業当時から行っている分野です。
Prototype
|